2016-05-30
DOWAエコシステム株式会社の100%子会社であるエコシステム秋田(株)において、秋田県大館市の工場敷地内に建設した低濃度PCB廃棄物無害化処理施設の竣工式が平成28年5月27日に行われました。
新施設は、低濃度のポリ塩化ビフェニル、通称低濃度PCBにより汚染された廃電気機器等を安全に無害化するための施設です。この施設は、事前解体設備と大型の固定床炉を有し、20t程度までの大型の電気機器を受け入れることが可能です。また、PCBが外部に漏れ出すことのないよう廃棄物の受入から無害化の確認まで、全ての工程を専用の建屋内で行うなど、随所に工夫を凝らした構造となっております。
エコシステム秋田(株)では、平成23年から既存施設にて低濃度PCB廃油の処理を行ってきました。今回、筐体の処理が可能な新施設が稼働したことで、低濃度PCB廃油入りの廃電気機器を受け入れられるようになりました。
竣工式には、秋田県の中島副知事や大館市の福原市長をはじめとして多くのご来賓の方々にご来場いただき、厳かに執り行われました。
その後、テープカットと祝賀会を行い、盛大に竣工を祝いました。
エコシステム秋田(株)は、低濃度PCB廃棄物の処理促進に貢献するとともに、今後も秋田県ならびに大館市の一員として、適正で安全安心な廃棄物処理を目指し、より一層努力してまいります。
低濃度PCB廃棄物処理に関するお問合せには、
DOWAエコシステムの廃棄物処理・リサイクルの営業窓口である
エコシステムジャパンが お応えします。