ホームDOWAの企業理念
DOWAグループの原点である同和鉱業(旧 藤田組)は、1884年に明治政府から小坂鉱山の払い下げを受け、事業を開始しました。
鉱山事業は、鉱石を探して(探鉱)、掘り(採鉱)、濃縮して(選鉱)、熔錬をして(製錬)、銅・鉛・亜鉛・金・銀・白金族などの地金を生産します。
製錬では、1200℃の高温の炉内で製錬原料を熔かします。高温の炉のオペレーションに関するノウハウを活かし、DOWAエコシステムは、1970年代に、時代に先駆けて有害廃棄物の焼却処理事業を開始しました。
低濃度PCB処理に関しては、2007年から環境省が主体となって行われてた焼却試験に参画し、低濃度PCB廃棄物処理に取り組んで参りました。低濃度PCB廃棄物処理の際の炉内の昇温・降温のロスを最低限に抑える、連続炉を日本で初めて導入し、既存炉を活用するための既存炉の改良や、汎用性のあるバッチ炉など、多様な低濃度PCB廃棄物に対して、効率的な処理が行えるよう、操業の改善はもちろん試験研究も重ねています。
DOWAは1997年に大館市の鉱山を閉山するまでの113年間、国内で鉱山を掘っていました。
鉱山での採掘は、地中を掘り進む場合だけでなく、露天掘りの場合でも法面の倒壊など危険を伴います。
また、鉱石を採掘するための発破や、大型重機の使用、高温の炉のオペレーション、高温の溶体のハンドリング等、鉱山・製錬事業は危険な作業の積み重ねでもあります。
鉱山・製錬事業に関しては、鉱山保安法という法律によって様々な規定がなされていますが、法を守る事を目的とする事なく、その先にある安全の確保や、周辺環境への影響低減を目的として、日々の事業活動を積み重ねてきました。
低濃度PCB廃棄物処理に関するお問合せには、
DOWAエコシステムの廃棄物処理・リサイクルの営業窓口である
エコシステムジャパンが お応えします。