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2015-10-01

エコシステム山陽 低濃度ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の処理に係る変更許可(低濃度PCB(絶縁油)等の追加) を申請中

エコシステム山陽株式会社は環境ビジネスに携わる企業としての社会貢献を果たすため、社会問題化している微量のポリ塩化ビフェニル(PCB)に汚染された廃電気機器等の焼却施設の操業を平成23年10月より開始しました。これまで約4万t超の廃電気機器等の無害化処理を進めてきた中で培ってきたノウハウや設備の特徴を活かし「処理能力」及び「取り扱う特別管理産業廃棄物の種類」を変更するために産業廃棄物処理施設の変更許可申請を岡山県に申請しました。
本申請により絶縁油を含む廃電気機器等の処理により一括処理にも対応し、また処理の対象を由来を限定しない低濃度PCBに範囲を広げ、廃棄物投入速度を変更することにより処理能力を増加し、数多く寄せられている処理のご要望に更に応えることができる施設にリニューアル致します。

【取り扱う特別産業廃棄物の種類の変更】

種類 現行許可条件 変更後
廃PCB等 抜油後の電気機器内に残存しているものに限る。 これらのうち低濃度PCBに限る
PCB汚染物
PCB処理物
これらのうち微量PCB汚染廃電気機器等に限る。

【処理能力】

種類 現行 変更後
廃PCB等 抜油後の電気機器内に残存しているものに限る。 6.7t/日(24時間)
PCB汚染物 48t/日(24時間) 60t/日(24時間)
PCB処理物 48t/日(24時間) 60t/日(24時間)

DOWAエコシステムグループでは、エコシステム秋田(秋田県)、エコシステム山陽(岡山県)、光和精鉱(福岡県)、エコシステム小坂(秋田県)にて、低濃度PCB廃棄物の処理を行っております。現在エコシステム秋田に建設中の低濃度PCB処理処分施設及び今回のエコシステム山陽での申請により排出事業者様の利便性向上に寄与していきます。
今後ともPCB特措法の目的に沿って、確実かつ安全に多様な低濃度PCB廃棄物の処理を進め、2027年3月を法定期限とするPCB廃棄物の処理推進へ更に貢献してまいります。

お問い合わせ

低濃度PCB廃棄物処理に関するお問合せには、
DOWAエコシステムの廃棄物処理・リサイクルの営業窓口である
エコシステムジャパンが お応えします。